1997年から現在までの活動記録です。
(発表者の所属は発表当時)
1997年
第1回 4月12日(土)
山岡龍一(放送大学)「ジョン・ロックの大権論—神、国王、大統領–−」
第2回 5月17日(土)
久保田泰夫(東京工芸大学)「ロード・アイランド特許状とロジャー・ウィリアムズ」
第3回 6月28日(土)
大西直樹(国際基督教大学)「『ニューイングランドの宗教と社会』について」
第4回 7月19日(土)
岩井淳(静岡大学)「17世紀ピューリタンの他者認識—先住民布教と千年王国論−−」
第5回 9月6日(土)
木村武史(山口大学)「イロクォイ・ロングハウス宗教序論」
第6回 11月15日(土)
森本あんり(国際基督教大学)「エドワーズ神学を介してみたアメリカ・ピューリタニズムと中世ヨーロッパ」
第7回 12月13日(土)
斎藤 眞(東京大学名誉教授)「『独立宣言』を同時代的に読む:外なる分離と内なる結合」
1998年
第8回 1月31日(土)
佐野正子(東京神学大学大学院)「ウェストミンスター神学者会議における教会論」
第9回 3月28日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「ジョン・コットンと回心体験告白—契約神学と教会体制−−」
第10回 4月25日(土)
田辺千景(東京大学大学院)「センチメンタル小説からみた革命直後のアメリカ社会」
第11回 5月30日(土)
大西直樹(国際基督教大学)「『ピルグリム・ファーザーズという神話』について」
第12回 7月18日(土)
増井志津代(上智大学)「ピューリタニズムの変容:ボストン・リベラルと福音主義」
第13回 9月12日(土)
原千砂子(桐蔭横浜大学)「トクヴィルの刑罰論を読む」
第14回 10月24日(土)
岩井淳(静岡大学)「ピューリタン革命とヒュー・ピーター」
第15回 12月19日(土)
久保田泰生(東京工芸大学)「「『ロジャー・ウィリアムズ—ニューイングランドの政教分離と異文化共存』について」
1999年
第16回 1月23日(土)
佐久間みかよ(東京大学大学院)「トマス・シェパードのアイデンティティに関する考察:The AutobiographyとThe Parable of Ten Virginsを中心に」
第17回 3月27日(土)
大河原眞美(高崎経済大学)「『裁判からみたアメリカ社会』(明石書店)」
第18回 4月24日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「ボストンの発展と土地所有の正当化」
第19回 アメリカ学会第33回年次大会二日目分科会8「初期アメリカ学会」
第20回 9月11日(土)
岩井淳(静岡大学)「クロムウェルの外交政策—プロテスタント外交と
『国益』追求−−」
第21回 11月13日(土)
松谷偉弘(国際基督教大学大学院) 「ラインホルド・ニーバーと社会福音運動:<初期ニーバー> の再考」
第22回 12月18日(土)
斎藤眞(東京大学名誉教授)「初期アメリカにおける『政教関係』の制度的考察—試論・私論・恣論、一般論・制度の移植・内容の変化」
2000年
第23回 1月22日(土)
John Taylor(フルブライト交換教授、University of Southern Illinois) “Church Establishment”
第24回 5月27日(土)
森本あんり(国際基督教大学)「『第5回国際エドワーズ学会』報告」
第25回 6月24日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「ウィンスロップとウィールライト—宿命の対決−−」
9月30日(土)
第26回 山田千恵(金沢大学大学院)「帝国史における17世紀ロード・アイランド植民地」
第27回 12月9日(土)
和田光弘(名古屋大学)「記念碑の創るアメリカ−−『最初』の植民地・独立革命・南部−−」
2001年
第28回 3月24日(土)
山岡龍一(放送大学)「政教分離を考えるにあたって—寛容論と政教分離の違い」
第29回 6月9日(土)
吉川牧人(静岡県立小笠高等学校)「会衆派ネットワークにおけるインクリース・マザーを中心に」
井藤早織(青山学院大学大学院)「ピューリタン革命期のイングランド・スコットランド合同問題—S・ラザフォードを中心に」
第30回 10月6日
田宮晴彦(広島大学大学院)「製造業に関する報告書」に見るハミルトン体制の再検討—近代的共和主義と建国期の社会変容−−」
第31回 11月24日(土)
濱田雅子(武庫川女子大学)「アメリカ独立革命期ヴァージニアの奴隷の被服に関する社会的考察」
第32回 12月22日(土)
斎藤眞(東京大学名誉教授)「イギリス<複合>帝国と各植民地における『政教分離』−−一般論と若干の事例−−」
2002年
第33回 3月30日(土)
藤本茂生(帝塚山大学)「少年たちのフロンティア—19世紀初めニューヨーク州オツィーゴ郡を例として−−」
第34回 6月29日(土)
大西晴樹(明治学院大学)「西インド諸島をめぐるピューリタンの夢と現実—プロヴィデンス島会社と西インド遠征−−」
第35回 11月2日(土)
棚村重行(東京神学大学)「十九世紀エキュメニズムと信教の自由−−『福音同盟会』運動と日米におけるその影響」
12月14日(土)
第36回 増井志津代(上智大学)「ジョージ・ホィットフィールドと環大西洋福音主義ネットワーク」
2003年
第37回 3月29日(土)
森田美千代(聖学院大学)「ホーレス・ブッシュネルとアメリカ女性参政権運動」
第38回 6月21日(土)
佐々木弘通(成城大学)「一八世紀初頭の王領植民地マサチューセッツにおける教会−国家関係」
第39回 7月5日(土)
Larzer Ziff (Johns Hopkins University), “Wild Paradise: American Nature and American Writing”
第40回 11月1日(土)
森本あんり(国際基督教大学)「エドワーズ生誕三百年—学会の現在の批判的な報告」
第41回 12月13日(土)
斎藤眞(東京大学名誉教授)「人為的共同体形成、その拡散的再生産と対外的連合初期ニューイングラン諸植民地の場合」
2004年
第42回 4月24日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「『ジョン・コットンとピューリタニズム』(彩流社)」
第43回 6月12日(土)
Thomas Haskell (McCann Professor of History, Rice University)
“Max Weber and the Historians of Early America”
第44回 10月23日(土)
佐久間みかよ(和洋女子大学)「Pequot戦争の記述をめぐる一考察:エリザベス朝探検家の残光とカリブ海覇権への影」
第45回 12月18日(土)
大西直樹(国際基督教大学)「初期アメリカにおける政教分離と信教の自由」
2005年
第46回 7月16日(土)
シンポジウム「政教分離をめぐって」
斎藤眞(東京大学名誉教授)「独立宣言と宗教的表現:政教関係における制度的分離と心情的融合」
森本あんり(国際基督教大学)「ロジャー・ウィリアムズの孤独」
原千砂子(桐蔭横浜大学)「現代アメリカの文脈におけるトクヴィルの宗教論」
増井志津代(上智大学)「ファンダメンタリズムと政教分離」
第47回 12月3日(土)
橋川健竜(千葉大学)「市場革命論後の『市場』:共和国初期の北部にかんする研究史と若干の事例」
2006年
特別例会 1月14日(土)
David D. Hall (Harvard University), “Understanding the Puritans: Reflections on four Decades Scholarship”
第48回 7月8日(土)
増井志津代(上智大学)「『植民地時代アメリカの宗教思想—ピューリタニズムと大西洋世界』について」
第49回 12月2日(土)
那須敬(国際基督教大学)「ピューリタン革命と反音楽」
2007年
第50回 7月7日(土)
佐久間みかよ(和洋女子大学)「アメリカにおける科学と宗教—メルヴィルの『クラレル』におけるライフワールド考」
第51回 10月27日(土)
石川敬史(北海道大学)「ジョン・アダムズの党派論—アメリカ建国期における革命観をめぐる争い−−」
第52回 12月22日(土)
荒木純子(青山学院女子短期大学)「初期アメリカにおける医療と女性—エリザベス・ブラックウェルを中心に」
2008年
第53回 2月23日(土)
David Jaffee (Bard Graduate Center, New York), “Expanding the Public Sphere: The Village Enlightenment of New England, 1770-1810”
第54回 4月26日(土)
鰐淵秀一(東京大学大学院)「18世紀植民地期フィラデルフィアにおける自発的結社と公共秩序の生成—1751年のフィラデルフィア・アカデミーとペンシルヴァニア病院の設立を中心に−−」
第55回(1) 9月12日(金)
Alan Taylor (University of California at Davis) “The Migration Revolution in British North America”
2009年
第55回(2) 1月10日(土)
David D. Hall (Harvard University) “What was ‘Political’ in the Sermons of the New England Ministers? Cotton, Hooker, and the Mathers”
第56回 5月23日(土)
Laurel Thatcher Ulrich (Harvard University) “Mud and Fire: Mormon Diarists on the Iowa Prairie”
第57回 12月12日(土)
高梨良夫(長野県立短期大学)「エマソンとスピリチュアリティ—エマソンのSpirit、クエーカーのInner Light、朱子の鬼神をめぐって−−」
2010年
第58回 7月31日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「Warwick Patent (1631)からトマス・フッカー『教会規律の概要』(1648)までのコネチカット」
第59回 9月11日(土)
David D. Hall (Harvard University) “Remaking Religion, Remaking Civil Society: Connections and Differences, c. 1750-1850”
第60回(1)12月18日(土)
森本あんり(国際基督教大学)「中世的寛容論から見たニューイングランド社会」
2011年
第60回(2)12月17日(土)
石井紀子(大妻女子大学)「19世紀アメリカ女性宣教師の伝える社会改革思想—C. B. デフォレストとその弟子たち」
2012年
第61回例会(1) 12月15日(土)
大西直樹(国際基督教大学)「A Reforming Peopleの翻訳」
2013年
第61回例会(2)7月13日(土)
橋川健竜(東京大学)「『農村型事業とアメリカ資本主義の胎動—共和国初期アメリカの経済ネットワークと都市近郊』について」
第62回例会 11月19日(土)
David D. Hall (Harvard University) “Ideas in Motion: The Fascinating History of Transatlantic Calvinism”
2014年
第63回例会 3月8日(土)
久田由佳子(愛知県立大学)「マサチューセッツ州ローウェルにおける奴隷制反対運動と反アボリショニズムの展開—1830年代を中心に−−」
第64回例会 7月5日(土)
皆川祐太(上智大学大学院)「Edward Taylor, Preparatory Meditationsにおける視覚表現」
西岡みなみ(東京大学大学院)「レオナード・ベーコンの人種観—1840年代のABCFMにおける奴隷制をめぐって」
第65回例会 12月6日(土)
Joyce E. Chaplin (Harvard University) “Adam, Eve, and America in Population Theories before Thomas Robert Malthus”
2015年
第66回例会 7月11日(土)
加藤喜之(東京基督教大学)「17世紀後半のオランダにおける神学・政治論—改革派の内部抗争とスピノザ主義」
第67回例会 10月3日(土)
木下順(国学院大学)「ウースター時代の『学のある鍛冶屋』エリヒュー・ブリット―覚醒運動から平和運動へ」
2016年
第68回例会 1月9日(土)
森本あんり(国際基督教大学)「反知性主義再論:アメリカ的系譜と日本的反応」
第69回例会 4 月 9 日(土)
岩井淳(静岡大学)「『ピューリタン革命の世界史』とその後――英米を結ぶ
第70回例会 7月9日(土)
第71回例会 12 月 3日(土)
和田光弘(名古屋大学)「『記録と記憶のアメリカ―モノが語る近世』をめぐって」
☆特別企画 David D. Hall教授(Divinity School, Harvard University)講演会
日時 2016年10月20日(木)17:00~18:30 場所 和洋女子大学・和洋九段フォーラム 題目 Revisiting Puritanism on Two Continents: Britain and New England
2017年
第72回例会 3月 25 日(土)
北川千恵(聖学院大学大学院修了)「H.B.ストウと賛美歌――Uncle Tom’s Cabin; or, Life Among the Lowly における賛美歌引用-」
佐久間みかよ(和洋女子大学)「アメリカ国民文学とコピーライト」
2018年
第75回例会 1月20日(土)
大西直樹(国際基督教大学)「エミリ・ディキンスンと初期アメリカ教会史」
共催:日本ピューリタニズム学会
第 77回例会 10月27日(土)
報告者:荒木純子(学習院大学)「シンクレア・ルイスとフットボール―20世紀初頭アメリカの宗教的熱狂とジェンダー」
2019年
第 78回例会 1月26日(土)
小倉いずみ(大東文化大学)「マサチューセッツとコネチカットの勅許状における領土と民主主義――ウィンスロップからAbel Buell作の合衆国地図まで」
第 79回例会 4月13日(土)
橋川健竜(東京大学)「元・後期ロイヤリストがアメリカで振り返る1812年戦争とアッパーカナダ植民地」
第 80回例会 7月6日(土)
1、塚田浩幸(東京外国語大学・院)「ポカホンタスの二つの助命と忠誠心の揺らぎ」
2、芳賀太弦(国際基督教大学・院)「17世紀中葉のヴァージニア植民地における「黒人」認識──ノーザンバーランド・カウンティの事例から──」
2020年
第81回例会 1月11日(土)
小檜山ルイ (東京女子大学)
「『帝国の福音ーールーシィ・ピーボディとアメリカの海外伝道』(小檜山ルイ著、東京大学出版会、2019年)をめぐって」
第82回例会 8月28日(金)
大野美砂(東京海洋大学)
「ナサニエル・ホーソーンが書いた子どものためのアメリカ史
——『おじいさんの椅子の全歴史』におけるジェンダーと人種
の問題を中心に——」
第83回例会 12月 26日(土)
増井志津代(上智大学)「初期アメリカの人種と宗教
——Olaudah Equiano, The Interesting Narrative を中心に——」